今日で 美容師20年

湘南 Arouse by afloat seaside

松浦です

僕の記憶が正しければ
20年前の今日
16歳だった僕は美容師を始めた

正確には「美容師」ではなく
「見習い」という立場だった

気づけば
人生の半分以上
美容師というものを生業にしてきた

美容学校の通信制に通いながら
地元の山口県で3年間

東京にいけば有名になれると信じて
何もわからないまま
19歳で上京した

「都内の有名美容師が
実は美容師免許を持っていなかった」

というニュースが世間を騒がせた後
通信制在学中のまま無免許で上京し

超有名店である
「peek a boo」という美容室に電話をして
中途採用を申し出るが
そもそも中途をとっていないし
無免許の学生なんて雇ってくれるわけもなく
「学校に連絡してもらっていいですか?」
と門前払いされ

僕の夢は
上京1日目で儚く散りました

今考えれば
めちゃくちゃバカだなぁと思うんだけど

とにかく東京に行きたくて
東京で勝負したくて
東京に行けばなにか変わるかもしれない
っていう意味のわからない自信があって

その後
友達の紹介で
吉祥寺のサロンに入り4年間

最初の1年間は
美容学校に行くために山口と東京を行き来して
とにかく大変だった記憶がある

免許を取った後は
夢を叶えるうんぬんより
サロンのスタッフが何人も退社してしまい
「とにかく自分が辞めたらこの店やばい」
っていう状況になり
悶々とした日々を過ごした

カットをひと通り覚えて
ある程度切れるようになった時
ふと本屋で見かけた雑誌で
前の職場である「k-two」を知る

広い店内
店の中にジャングルのような植物があり
滝のように水が流れ
川のような水路があった

カリスマと呼ばれている美容師
表参道という立地

憧れていたもの
キラキラしていたものが
全部詰まっていた

ここで働きたいって
素直に思った

淡い期待を胸に電話したんだけど
中途採用は受け付けてないと言われ
めちゃくちゃ悔しい思いをした

諦めきれず
毎週のように電話をして3ヶ月後の
24歳の時にようやく入社できた

アシスタント期間1年半を経て
25歳でスタイリストになった

時間なんてあっという間に過ぎるし
目まぐるしい毎日

仕事が終われば吐き気がするくらい疲れてて

自分のやりたかったことと
自分がやっていることが
何だか違うんじゃないかな
って思うことも何度もあったんだけど

とにかく楽しかった

無茶を楽しんでたし
スリルを楽しんでた

キャパなんて毎日オーバーしてたし
頭も常にパンクしていたから
自分の幅は広がったし
今でもこの経験は
すごい財産になっていると思う

雑誌や業界誌の撮影 テレビ出演
海外でのヘアショー セミナー
国内でのセミナー
芸能人やタレントのヘアメイク

やりたかった夢は 全て叶った

銀座店のオープニングに携わり
店長 ディレクターになり
仕事も順調だったんだけど

撮影が入れば
衣装やモデルさんを探したり
ミーティングのために資料を作ったり
セミナーのために資料を作ったり
上司に何か報告するために調べ物をしたり
いろんなメーカーさんや
ディーラーさんと連絡を取り合ったり
カットさえすれば裏に行って
作業をすることが増えた

もちろん全部
「お店の役職者」としての仕事なんだけど

対お客様の美容師にとって
これって正解なのかな?

ってずっとそんなことに違和感を感じてて

「働き方」よりも「生き方」に
重きを置きたくて

お店の業務や教育から一線を引き
湘南に移住しました

もちろん悩んだり
いろんな葛藤もあったし
めんどくさい「しがらみ」や
無意味な人間関係に
頭を抱えることもありました

前社を辞める時
いろんな人に
「もったいない」とかって言われたし
今でも言われるんだけど

もったいないという判断は
これからの自分の未来が決めることであって
他人からどうこう言われることじゃないし

後悔しないように未来を創る

ただそれだけ

前の職場を辞める前
絶対に忘れることのない出来事がありました

あるお客様に
「この会社を退社するんです」
と伝えた時

そのお客様はケロッとして

「何でそんなに申し訳なさそうに言うの?」

とおっしゃって下さいました

「松浦さんがいなくなるのは寂しい。
でも新しい美容師さんに会える楽しみもある。
だから松浦さんも また新しいお客様と
出会えることを楽しみにして
この会社を辞めたらいいんじゃないかな?」

と言われ
なんだか肩の荷がおりたというか

なんてポジティブなんだろう…

考え方ひとつで
こんなにも受け止め方が変わるんだなと
胸を打たれたことがありました

そのお客様が教えてくれたように
新しい職場に移り

新しいお客様と出会えることを楽しみに
ただただ目の前のお客様に
全力を尽くすことを考えてたら

いつの間にか沢山のお客様が来て下さって

沢山の仲間に出会えました

20年間 美容師をやってきて思うこと

「美容師は楽しいし素晴らしい」

そして

本当に目の前のお客様に全力を尽くすことが
僕らの本望であり本質であるということ

それだけでいいし
それしかない

お店の段取り
上司への気遣い
その他の業務
メーカーやディーラーさんとのしがらみ

もちろん大切だけど
もっと大切なのは

「目の前のお客様」だよ

自分を信頼して
大切な大切な髪の毛を預けてくれてる
お客様だけを大切にすれば

絶対に幸せになれる

自分も大切だよ
でも 美容師になった以上
求めるのは自分の幸せではなく
お客様の幸せ

お客様が幸せになれば
絶対それって
自分に戻ってくる

それでいいと思ってるし
20年 この世界でやってきて
ほーんとにそれだけ

めちゃくちゃシンプル

それだけは
10年後も
20年後も
たとえハサミを置くことがあっても
忘れないでいたいと思う

もちろん次のステージも考えてるし

「もったいなかったね」
なんて言われる人生を歩むつもりもない

未来は明るい

とにかく楽しむこと
どうしたらお客様が喜んでくれるか
常に常に考えること

自分の利益なんて後回しでいい

目先のことよりも
目の前のお客様

そんな気持ちで
明日もハサミを握りたいと思います

30年目は
また違う世界が見えてるのかな

それも楽しみだし
楽しみにしてて下さい

では

湘南 片瀬江ノ島
Arouse by afloat seaside
代表 松浦裕哉

ご予約は こちらから

神奈川県他藤沢市片瀬海岸2-18-21 3F
0466-47-7747

”藤沢市片瀬海岸2-18-21”

↑クリックすると
GoogleMapが開きます

友だち追加

ご相談はLINE@からどうぞ

The following two tabs change content below.
湘南「Arouse by afloat』代表 独自の小顔理論を持ち とにかく顔が小さく見えるカットにこだわっています。 幅の広い技術力でお客様のライフスタイルを トータル的にプロデュースさせて頂きます。

最新記事 by 松浦 裕哉 (全て見る)

-思うこと, 日々のこと, 髪の毛のこと