なんとなく 思うこと
2019/08/20
藤沢駅から徒歩2分
AFLOAT SHONAN
松浦です
昨日 1人でお酒を飲み
なんとなく
ふわっと思っていることを呟いてみたら
なんだか少し反響があったので
記事にして書き残しておこうと思います
まぁ個人的な意見だし
これを読んで
「ん?」って思う人もいるかもだけど
そこは受け止め方次第なので
内容に関してはご了承下さいませ
なんか働き方改革とか完全週休二日制の導入とかで美容業界もガラッと変わったし変わらざるをえないところもあると思うんだけど。
なんとなく「ラクをして稼ぎたい」っていう思考の美容師さんが増えてるような気がするんだよね— 松浦裕哉【AFLOAT SHONAN】 (@shonan_matsuura) August 18, 2019
いやわかるんだけどさ、
人より努力しないと売れないし
人より時間使わないとお客様から支持されないっていうのは、どんなに時代が変わっても変わらないと思うんだよね。みんなと同じことしてても「普通の美容師さん」にしかなれないよ— 松浦裕哉【AFLOAT SHONAN】 (@shonan_matsuura) August 18, 2019
なんか今までの時代の移り変わりを見てきてるから、すごくそこに違和感を感じるんだよね。
時代だって言えばそれまでなんだろうけど。
美容師ってさ、ラクして稼げる仕事じゃないんだよ。
そこは勘違いしないで欲しいよね。— 松浦裕哉【AFLOAT SHONAN】 (@shonan_matsuura) August 18, 2019
ここ最近「働き方改革」という名目で
雇用の環境が
ガラッと変わってきていると感じています
8時間労働の徹底
完全週休二日制の導入
年間休暇108日以上
有給休暇 等々
働く時間が短くなり
休みが増え
最低賃金は上がり
もらえるお給料は増える
時間に対して
パフォーマンスを求めない仕事の方にとっては
実にいい制度なのではないだろうか
つい先日
とある牛丼屋で飯を食っていて
ふとレジの機械に目をやると
「5分以上の残業は必ず報告シートに記入」
という張り紙がしてあり
こういったサービス業でも
労働時間に対しては徹底しているんだなと
なんだか考えさせられることがあった
ところが僕たちのような
技術を第一とする美容業界はどうだろうか
美容師は量産型ではない
3年間の専門学校に通い
国家資格を取り就職をしても
技術を磨くために
自分の時間を使いレッスンをする
ウィッグ代を自分で払い
朝から練習をして
昼は営業をして
夜 仕事が終わった後またレッスンをする
終電で家に帰り
少ない給料でご飯を食べ
次の日も朝早くから同じことをする
都心の美容師さんになると
これに撮影やモデルハントなどの業務もあり
もはやプライベートの時間は極端に少なくなる
営業中の休憩時間はなく
忙しい時はご飯も食べれない
手が空いてる時に
スティックパンとかおにぎりを詰め込む
何か言えば
「美容師だから…」という一言で
片づけられてしまう
いや、昔話は嫌いだし
こういう話を後輩の前ですると
「老害」って言われるんだろうけど
本当にそういう世界だったし
そうするのが当たり前だったんだよね
だってそうでもしないと
生き残れなかったし
上手くなれないし
お客様にも支持されないから
ここ5年くらいで時代は変わった
さっき言ったような
「世の中の流れ」が
美容業界にも押し寄せてきた
オーナーが美容師ではない
企業型の美容室は
いち早くそれを取り入れ
「美容師が働きやすい環境作り」を
徹底しはじめた
オーナーが美容師である企業は
それを受け入れることがなかなかできず
「自分の店は違う」
と頑なに守り抜くサロンもあれば
時代の流れを受け入れたことにより
生産性の低下や利益の減少
スタッフのモチベーション低下に繋がり
廃業するサロンがあるのも事実
もちろん受け入れながら
成功しているサロンもある
求人サイトなどを見れば
完全週休二日制
社保年金完備
土日休み可能
有給強制消化
8時間労働
休憩1時間
等々
高待遇であり福利厚生もしっかりしている
というアピールの文面ばかりだ
僕が思うに
この流れは もう止めることはできない
いつか必ず
どこのサロンも
完全週休二日制になり
スタッフは8時間労働
有給 社保 厚生年金…
美容業界ではあり得なかったことが
当たり前になる
必ず。
でもなんだろう
どうも昔から
職人気質でやってきた自分は
こういう世の中の流れに違和感を感じる
なんとなく
なんとなくなんだけど
働く時間が短くなって
もらえるお給料が増えると
それを
「ラク」と受け止めている美容師さんが
少なからずいるし、増えてきている
ということに
違和感と危機感を感じる
決められた時間内で
高いパフォーマンスで働けて
普通かそれ以上の生活ができるほど
お客様に支持されていれば
全く問題ないと思うんだけど…
僕たちの業界は
「ラク」を選んで成功はしない
いや
そもそも髪の毛という
大切なものを扱っているのに
「ラク」なんてない
ラクと楽しいは全く違う
だから
型にはまってしまう美容師さんを見ると
すごく残念だなぁと思う
人より時間を使い
人より努力をすれば
どんどん新しい世界が見えてきて
そういった経験が多い人の方が
お客様からも愛されて支持されるのって
どんなに時代が変わっても
変わらないと思うんだよね
ここ最近は営業時間内にレッスンをしたり
会社のための技術向上だから
という理由で
ウィッグのお金を保証するサロンもあるみたい
素晴らしい環境だと思うけど
その恩恵を受けている美容師さんは
流されず甘えず
他の人よりも少しだけ
少しだけでいいから
努力することを意識して欲しいな
美容師はラクじゃないよ
でも楽しい
僕はそう思うよ
では
神奈川 湘南 藤沢
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