技術の大切さ

2017/01/29

湘南「Arouse by afloat」

松浦です

東京に出てきて
1番最初に勤めてた美容室

都内に3店舗ありました

幹部陣の仲が悪く、
あっちのお店の店長と仲良くしたら
こっちのお店の店長が怒り
社長と仲良くすれば、
こっちのお店の店長に嫌われる

嫌われれば、
カリキュラムはもちろん
レッスンすら見てもらえず、
「目の前のお客様の満足」よりも
「幹部との円滑な人間関係」を
構築するための毎日

そんな、
なんだかよくわからない人間関係に
嫌気がさし、4年間で辞めました

でも、そんな店の中に、
当時35歳くらいの店長がいたんだけど、
その店長のカットが上手すぎて、
初めてそのカットを見せられた時、
言葉に言い表せないほど感動し、
全身が震えるくらい驚いたのを覚えています

ハサミの使い方
手さばき
コーミング
カットライン

なにをとっても完璧で、
「この人のカットを習得するまでは
絶対に辞めない」と決めて、
ドロドロした人間関係の中、
1人でコツコツ レッスンに励んでいました

僕のカットの根本は
この方の技術であり
性格と人間性は
お世辞にもいいとは言えなかったけど、
ここで学んだ技術には
本当に感謝しています

あの、
初めてカットを見せられた時の感覚と感動は
一生忘れることはないと思います

今日は、アシスタントの技術チェックの日

僕は「カット」の試験官なので、
必然的に
「カット」を教えることが多いのですが

今自分が教えている技術は
はたして感動してもらえるレベルなのかな?
と常に考えます

あの時の、
全身が痺れるくらいの感動を
この子たちに見せてあげれてるのかなと

そして、
そういう技術をお客様に提供したいし
今のアシスタントがスタイリストになった時も
同様の技術を持っていて欲しい

時代は変わる

10年前
コンビニで立ち読みしていた雑誌は
手のひらの中のスマホで見れるようになった

あんなに夢にまでみたテレビ電話は、
もうすでに使う人もいないだろう

でも、どんな時代でも
やっぱり美容師を支えるのは「技術」だ

20代の時は、
若いお客様が多く、
気が合えばというか、仲良くなれば
リピートしてもらえてた

でも30代になると、
それは違う

お客様が「上質」や「再現性」を
求めるようになる

目の肥えたお客様が増えてきて
「ノリ」とかでは対応できなくなる

この年代になると、
いくら拡散力があり、集客ができても
技術力がないとお客様はつかない

もちろん技術力だけではなく
経験から得たスキルも大切

40代、50代になり、
SNSに依存しない日がくれば、
自分を支えるものは「技術」でしかない

後悔しないためにも、
技術だけは磨き続けよう

忘れないでおきたいもんです

では

湘南 片瀬江ノ島
「Arouse by afloat」 松浦裕哉

ご予約は こちらから

【ホットペッパービューティー】アローズ(Arouse by afloat Sea side)の美容師・スタイリスト:松浦 裕哉さんをご紹介。

”藤沢市片瀬海岸2-18-21”

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湘南 鵠沼海岸駅から徒歩20秒 LINOA代表 松浦裕哉 独自の小顔理論を持ち とにかく顔が小さく見えるカットにこだわっています。 幅の広い技術力でお客様のライフスタイルを トータル的にプロデュースさせて頂きます。

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