『白髪染め』と『おしゃれ染め』の違い
2016/08/22
白髪染めって聞くと
なんだか抵抗を感じますよね。
白髪染めと、おしゃれ染め、
実はこの2つに、
大きな違いはありません。
もちろん、
専門的に詳しく言えば別物ですが、
中身の染料(色味)と
脱色剤の分量が違うだけで、
使う人が分かりやすいようにと、
あえて違う名前で呼んでいます
白髪というのは、
髪の毛に色をつけている
メラニン色素がありません
逆に黒い髪の毛の中には、
メラニン色素がたっぷり入っています
黒髪を明るくするためには、
このメラニン色素を分解しなければいけないため
脱色剤が必要になってきます
黒髪を明るくする時、
カラー剤を髪の毛につけると、
まずカラー剤の中に入っている脱色剤が、
髪の毛の中のメラニン色素を分解します
そして、その後、色素(色味)が
じっくりと中に浸透していきます
これが世に言う、おしゃれ染めです
白髪にはメラニン色素がないため、
脱色剤が必要ありません
しかし100%白髪の人はそうそういないのと、
キューティクルを開かないといけないため、
少しですが脱色剤が入ってます
脱色剤が少ない分
色素が多く含まれているのが、
白髪染め。という解釈になります
カラー剤に関しては、
たくさんの種類があり、
僕たちはお客様の髪の毛の状態や、
今現在の色と希望のカラーを考えながら
薬剤を配合をしています。
一番危険なのは、
無知な状態で、これを使ってしまうことです。
色を暗くしたい時、
もし何も知らずに白髪染めを使ってしまえば、
白髪染めは色素の量が多いので、
次に明るくしたい時、色素が残ってしまい
明るくならないというトラブルが起きます
逆に白髪を明るく染めたいとき、
おしゃれ染めを使ってしまうと、
白い髪の毛は全く染まらないということがあります。
もし市販のカラー剤を使ってしまったときや、
ご自分で染めるときは、
担当の美容師さんに相談してみましょう。
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